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2015/12/23 12:28

◇全国の織物産地に伝わる花織と絣の起源のほとんどは琉球(沖縄)にあります。
※沖縄から奄美大島を経て鹿児島から陸路で伝わったものと、沖縄から海路で日本海から新潟へ渡りそこから広がったものがあります。

◇今から約500年前(14~15世紀の頃)琉球王府では東南アジアや中国との交易が活発に行われ、織の技術も伝わり、それから何百年もの歳月をかけて沖縄の風土に根付いた形で発達しました、第二次世界大戦の頃に一度はすたれかけた技術も先人たちの努力と熱意により復活し、現在も織り続けられています。工芸の宝庫と言われる沖縄の中でも首里王府の城下町として栄えた首里では、王府士族の衣装として図柄や色調が格調高く、悠々として麗美な織物が織り継がれてきました。現在では経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定されています。
◆『伝統工芸の宝庫』と言われる沖縄各地で、その土地土地で織り継がれた織物があります。
◆安心にお求めいただく目印として、沖縄の工芸品についている代表的な証紙です。 
     ※この他にも各産地組合独自の証紙があります。
◆花織と絣の技術を併用したこの九寸名古屋帯は、一見シンプルな図案ながらも、グレーと茶色のブロック状のグラデーションが立体感を感じさせます☆ まさに上品で高貴なデザインと言えますね☆

◆グレーの濃淡でカスレたように見える部分が絣です
絣(かすり)とは、1本の糸に染まった部分と染まっていない部分を作り、その糸を組み合わせて柄を織り出す技法で、絣糸を作る技とそれを織り上げる技があってこそ完成する非常に高度な技術です。
◆現在でも沖縄の織物は全て手織りで製作されています。機械では絶対に出ない、しなやかさの理由の一つはそこにあります。